2017年03月24日

又吉直樹 第二作「劇場」

又吉直樹 第二作「劇場」
ちょっと前の又吉直樹のNHKスペシャル見たから
読んでもないのに発売決まってちょっと嬉しいね!!



「劇場」という小説を書きました。
演劇や恋愛や人間関係の物語です。



大雑把な説明になってしまうのですが、自分にとって書かずにはいられない重要な主題でした。
書きはじめてから完成まで二年以上かかりました。



変な話ですが、この小説自体が書いてる僕を鼓舞してくれた瞬間が何度かあって、「ありがとう」とか「ごめんな」とか小声で言いながら書いていました。まずは小説として手にとっていただける形になったことが本当に嬉しいです。



ですって!!
又吉直樹の恋愛よりも演劇の方が気になるな〜
どう演劇を捉えてるか気になる!!
読んでみたいね!!



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posted by ゆずただし at 20:17 | 大阪 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め小説・書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月19日

2017年本屋大賞ノミネート作品 森見登美彦「夜行」

2017年本屋大賞ノミネート作品 森見登美彦「夜行」
これで本屋大賞ノミネート作品の紹介も終りです!!
どれが獲るかな〜!!



僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。



私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。
十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。
十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。



夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。
私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」



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2017年本屋大賞ノミネート作品 恩田陸「蜜蜂と遠雷」

2017年本屋大賞ノミネート作品 恩田陸「蜜蜂と遠雷」



恩田陸の小説もまだ読めてないな〜
ただいま村上春樹の騎士団長殺し読んでます!!



俺はまだ、神に愛されているだろうか?
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。


著者渾身、文句なしの最高傑作!



3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。



養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。
かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。



音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。
完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。



彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?



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2017年03月17日

2017年本屋大賞ノミネート作品 森絵都「みかづき」

2017年本屋大賞ノミネート作品 森絵都「みかづき」



熱い教育論が飛び交う、戦後史にして大河ロマン


日本における学習塾の変遷、その塾の経営者三代の奮闘、女系家族の確執、理想の教育……本書は実に重奏的なテーマを含んでいるが、全ての主音が合わさり見事なメロディとなって奏でられる。スケールの大きな小説だ。



昭和三十六年。教員免許はないが、抜群の教える「才」を持つ大島吾郎は、小学校の用務員室で生徒の補習を行っていた。ある日生徒の蕗子の母・赤坂千明から自分の立ち上げる学習塾へ来て欲しい、と頼まれる。



千葉の一軒家を借りて始めた塾経営は、半年ほどで波に乗り始める。一方、新聞では「塾は受験競争を煽る受験屋だ」「塾は実のない教育界の徒花だ」というコラムが掲載されていた。



千明が公教育を嫌う理由は、国民学校で国への忠誠心を植え付けられた六年間を忘れられずにいたからである。教育とは、国の根幹であり、人を作ることに直結する。戦後その教えが一変したことで、千明は学校教育以外の教育を模索し、塾の経営に海路を見いだす。



こうして吾郎と千明は学習塾という小さな舟で教育界という大海にこぎ出したが、吾郎はあくまで補習、千明は進学と目的地がはっきりとしている。ならば二人のどちらかが舟を降りなければならない。



結婚した二人の元、育った長女蕗子、吾郎と千明の間に生まれた次女蘭、三女菜々美は両親の影響を受け、自分なりの教育論を築いていた。母への反発から家を出た蕗子は「理想の教育」について母に問う。



「理想理想ってお母さんは言うけど、本当にそんなものがあるんですか。あるとしたら、どこに?」



理想の教育は母の幻想だと蕗子は切り捨てる。時代と共に補習塾から進学塾へと舵を切っていくが、これは公教育に従った結果だ。受験戦争が過熱する中、公教育を否定しながら、塾はその跡を追うしかなくなっていく。理想の教育を見失ったまま――。



教育とは、教え育てることでその人に内在する資質や能力を発展させ、もっと学びたい欲求を生み出していく。そんな無限ループによって結果的に自分を高めていくことだと思う。



学ぶ喜び、そして導く喜びが本書の中でキラキラと光っていた。



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2017年03月11日

2017年本屋大賞ノミネート作品 塩田武士「罪の声」

2017年本屋大賞ノミネート作品 塩田武士「罪の声」
これも読みたい本なんですけどね〜



読まなきゃいけない本がいっぱいあるのに
図書館で借りたりもするから読む本に追われてます!!



グリコ・森永事件をフィクションで推理する


多くの謎を残したまま未解決となった「グリコ・森永事件」の第一幕は社長の誘拐から始まった。
会社施設への放火、菓子に毒物を混入し企業を脅迫。身代金取引の電話では子供の声が使われ「かい人21面相」などと名乗った挑戦状が送りつけられるという陰湿な事件だった。『罪の声』はこの事件をモデルにしたフィクションである。


グリコ・森永事件をモデルに凄い物語を紡いだわけでしょ!!



事件から三十一年後に企画された新聞社の取材に駆り出されたのはなんと「文化部」の記者。
読者はその目を通して犯人像に迫っていくことになる。



もうひとりの主役は「身代金取引の声」が幼少期の自分の声であることに気づいた男性だ。
二人は独自に事件を調べ続け、その交点に真相が浮上してくる。パズルを組み立てるように調査は続き記者はついに犯人の一人に到達。事件の全貌を世に放つ――。



冒頭で取材は難航し失敗の連続と思われるのだが、その行程が後に収斂し全ての謎が回収されていく構成は丁寧だ。



これまでに判明しているグリ森事件の事実関係を凹型とすれば、それにピタリと組み合わされる凸型の推論パートを描き出したのが本書。
複雑な事件構成にも関わらず破綻も見せずに犯人像を絞り込んでいく。



著者の塩田氏は執筆にあたり実際の事件舞台を踏んだのであろう。
身代金取引現場などの描写は細かい。
全四一六ページの重厚な書ではあるが、取材開始までの各アプローチシーンなどはややくどい気もする。



終盤、取材手法を振り返り「貼り絵のように情報の欠片をコツコツと重ね合わせていった結果で、この手法こそが、今も昔もこれからも人々が求め続ける調査報道のあり方だ」と記す。



まさに調査報道取材の疑似体験ができるのか……、いやいや冗談ではない。
こんなにスルスルと重大事件の謎解きができてたまるか、というのが実際にグリ森事件当時の取材にも関わった偏屈記者(私)の正直な感想でもあるのだが、それはともかくミステリーとしての読み応えは十分だろう。



過去、グリ森事件を題材にした作品は数多い。
ノンフィクションの体を取りつつ「真犯人」に到達したかのような噴飯物の書も存在する中、本書が被害社名を架空のものとしフィクションであることを明確にしているのは賢明だ。



元新聞記者である著者の矜持として「事実と創作」の安易な混在を避けたのではなかろうか。
ならばこそ、グリ森とはいったいどんな事件だったのか、当時を知らぬ世代の人たちにとっては、詳細をひもとく史料にもなるはずだ。



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posted by ゆずただし at 19:34 | 大阪 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | お薦め小説・書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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